唐沢寿明さんと真木よう子さんで韓国ドラマをリメイクした「ボイス」シリーズの2作目「ボイス2」。
妻を殺された刑事・樋口彰吾と、同じ人物に父親を殺された緊急指令室の橘ひかりがコンビを組み、現在進行形で起きている事件に立ち向かう姿を描いたドラマです。
ひかりは聴力が優れており、通報者の周りの音を聞き取って樋口に伝え、事件を解決していきます。
起きてしまった殺人事件の捜査ではなく、リアルタイムで起きようとしている犯罪を止めるべく動くストーリーなので、緊迫感がスゴイ!
誘拐されてしまった少年や監禁された少女からの助けを求める通報がリアルでドキドキします。
「ボイス2」では樋口の後輩で1でもキーパーソンとなった石川透(増田貴久)が、精神疾患を発症してしまったりと波乱の展開。
ちなみに韓国版では樋口に当たる人物は2では出ておらず、別の刑事が主人公とコンビを組むんですが、この刑事が記憶疾患があるという設定になってます。
日本版は樋口が続投したので石川がこの役割を担うことになったようですね。
2では石川がとにかく追い込まれてしまうので、増田貴久さん大変だなぁと思いながら見ていましたね。
また、ボイス2の犯人は白塗りで踊りまくるという、ちょっと異様な雰囲気の人物。
こいつがまた頭が切れて、ひかりや樋口を翻弄するんですよ。
でも最終回の最後の対決ではある意外な行動をとり、なんともいえない余韻を残しました。
2でも白塗り男との対決をメインに、様々な事件が起きます。
ピエロによる少年の誘拐監禁事件や、ひかりの部下が巻き込まれたDV事件、動画の生配信中に血まみれの少女に襲われたという事件などなど。
どの事件も絶望的な状況の中、必死で救出しようと動くひかりや樋口がカッコよくて、助かってくれ~と手に汗握ってしまいます。
韓国版は3まで制作されていますので、日本版ボイスも3が放送されると嬉しいですね。
唐沢寿明さんと真木よう子さんのベストコンビにまた会いたいなと思います。