いまだに猛威を振るう感染症にうんざりする日々が続いていますが、そんな状況だからこそ生まれた恋愛ドラマがあります。
それが「#リモラブ~普通の恋は邪道~」です。
マスクをしてソーシャルディスタンスを守る登場人物たち。
恋愛ドラマで顔が見えないなんてどうなるの?と思ってしまいますが、SNSなどで顔が見えなくても繋がれる時代も反映した面白いドラマになってました。
あらすじをご紹介しますと、
社員の健康を守る産業医として働く大桜美々(波瑠)は、恋愛しなくても一人で快適に暮らすおひとり様。そんな中、感染症の大流行により仕事は激増。ストレス解消にと精神科医の富近(江口のりこ)から勧められたオンラインゲームにすっかりハマってしまう美々。オンラインゲームでよく会話するようになった「檸檬」というハンドルネームの男性に、美々は好意を抱くようになる。しかし、「檸檬」が自分と同じ会社の人であることが判明。人事部の青林風一(松下洸平)が「檸檬)ではないかと疑う美々だが…。
というストーリー。
結局「檸檬』は青林だったんですが、お互いの正体がわかっても2人は直接会話するよりSNSで会話してしまうという。
付き合うようになっても直接だとギクシャクしてしまい、SNSでばかり盛り上がるのが面白いし、またその会話の内容が可愛くて。
面と向かうと言えないようなこともSNSだと言えてしまう、でもやっぱり直接向かい合わないと仲を深めるのは難しいですよね。
だからこそきちんと自分のことを伝えること、相手を想うことの大切さを感じました。
受け入れざるを得ない様々な環境の変化に戸惑うことも多い毎日ですが、変わったからこそ気づけたこともあるのかもしれません。
マスクのせいでちゃんと顔を見て話すことすら難しい日常の中で、新しく関係を築いていく美々と青林になんだか勇気をもらえました。
ソーシャルディスタンスを守りつつのエアーハグやマスク越しのキスなど、今までの恋愛ドラマにはなかった演出が素晴らしかったです。